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わが家も必要…!?新ZEH住宅大解剖
わが家も必要…!?新ZEH住宅大解剖

マイホーム購入をお考えの皆様、「ZEH住宅」と耳にする機会が増えたのではないでしょうか?地球温暖化が進む昨今、住宅分野でも省エネに対する取り組みは活発です。2025年9月に経済産業省は、現行のZEHから大きく基準が引き上げられた新ZEH「GX ZEHシリーズ」を公表し、2027年4月から本格始動することが明らかになりました。

◆ZEH住宅とは?

そもそもZEH(Net Zero Energy House)とは、エネルギーの「消費量ー(削減量+創出量)」が年間収支で概ねゼロ以下となる住宅です。
断熱性能省エネ創エネの3つがポイントで、住宅の高断熱化や高効率な設備システムの導入等が必要となります。

  • エネルギーを抑えて快適な室内空間を作り出す断熱性能
  • エネルギーを効率的に使用する設備
  • エネルギーを創出する設備

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◆ZEHの基準とは

2027年4月から、新しく誕生した新ZEH「GX ZEH」がスタートしますが
まずは2026年も適用される現行のZEHを振り返りましょう。

※戸建住宅向けZEHシリーズ(27年度に停止予定)

2026年ZEH水準住宅の補助金は約40~90万/戸が決定しています。
新ZEH「GX ZEHシリーズ」の適用開始に伴い現行のZEHは停止予定ですが、2027年4月より前に建設した物件をリフォームする場合には現行のZEHでの認証取得が可能になります。

2027年から始まるGX ZEHと現行のZEHはなにが変わるのか?

ZEHからGX ZEHになることで、基準が引き上げられます。
ZEHの評価には、「断熱等級」と「一次エネルギー消費量」の2大項目があります。
下の表にある通り、各項目の基準引き上げが決定しています。

  • 断熱等級 等級5⇒等級6へ
  • 一次エネルギー消費量削減率 20%以上削減⇒35%以上削減へ
出典:「更なる省エネ・非化石転換・DRの促進に向けた政策について」(経済産業省)

◆GX ZEHの家には何がある?

世間でZEH化が促進される中、「わが家」にもGX ZEHの仕様が必要となるでしょう。
では、一般的なGX ZEHの家には何があるのでしょうか。

GX ZEHの家にはエネルギー自給率を向上させる多くの設備が必要となり、補助金がありつつも想定より初期費用がかさむ心配があります…
しかし、なかには導入が必須でない設備もあり、お得にZEH化することが可能になるかもしれません。

導入必須!「定置用蓄電池」「HEMS等による高度エネルギーマネジメント」

  • 定置用蓄電池

GX ZEH+、GX ZEH、Nearly GX ZEHとなる戸建て住宅を対象に、設置が必要となります。

蓄電池を設置することで、太陽光発電などの再生エネルギーを自由に「貯めて」「使う」ことが可能です。

  • HEMS等による高度エネルギーマネジメント

HEMS(エネルギー計測装置)によって再生可能エネルギーの発電量を把握したうえで、住宅内の冷暖房設備や給湯設備等を制御可能であることが求められます。

出典:パナソニックホームページ「HEMS(ヘムス)って何?

HEMS(ヘムス)とはHome Energy Management Systemの略で、エネルギーの見える化や家電等の最適制御が可能になります。

推奨! EV充電/充放電設備・再生可能エネルギー

  • EV充電/充放電設備

将来、電気自動車(EV)が普及することを見据えて、EV充電/充放電設備の設置が推奨されています。
また、敷地内に駐車スペースを有する戸建住宅には、建築士から施主に対して充電設備の導入検討にあたり必要な情報の説明を行うことが必要となります。
※現に居住者が電気自動車(EV)を保有していない場合も同様です。

  • 再生可能エネルギー(GX ZEH Oriented)

太陽光発電の導入が必須でないGX ZEH Orientedの認定取得をする住宅に限り、再生可能エネルギーの導入が推奨されています。
また、建築士から施主に対して再生可能エネルギーの導入検討にあたり必要な情報の説明を行うことが必要となります。

◆新ZEH「GX ZEH」の情報収集はお早めに!

新ZEHは高性能住宅のスタンダードとなるでしょう。
本格適用まで残り2年の今、早めの準備が必要です。
2027年4月以降の詳細な情報はまだ公表されていませんが、補助金の設定や増額も見込まれます。
早めに備えて、理想のマイホームを手に入れましょう!

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